最近は企業経営の先行きが不透明であり、更には退職金原資の
運用環境も低迷していることから、確定給付型退職金制度の
リスクが高まっています。
そこで注目されているのが確定拠出型の退職金制度です。
確定拠出型とは、将来の退職金支給のためにいま「拠出」する
金額を「確定(約束)」する制度のことで、確定給付型に較べる
と企業の財務負担が予測可能であることがメリットです。
確定拠出年金法による確定拠出年金が知られていますが、
退職金原資を社内で積立て、社員への給付を貢献度反映型
(早く昇格し、会社に貢献した人材ほど掛金の元本合計が
大きくなることから、退職金の支給額も大きくなります)
とする制度の構築も可能です。
また、中小企業退職金共済(中退共)を活用し、退職金制度
を構築することも有効な策です。
この貢献度反映型・確定拠出型退職金制度について、更に
詳細を知りたいとのことでしたら、私共にお気軽にお尋ね下さい。
(11年12月27日)