管理職の労働時間の把握義務

来年4月から、いわゆる「管理職」の労働時間 把握と、その記録の保存が企業に義務づけ られると報道されました(日経新聞7月31日付)。 現状でも、企業はタイムカードやパソコンなど 「客観的な方法」により労働者の労働時間を記...

無期転換申込権の行使

今年4月に法施行より5年が経過し、多くの有期 契約労働者に無期転換申込権が発生しましたが、 実際の企業の状況を調査したところ、思いのほか 無期転換の申込みが少ないという結果が出ています。 連合が、無期転換の認知状況などに...

休日労働と時間外労働

三六協定届の時間外労働の延長時間に、休日 労働の時間は含めないという記述がありますが 、誤解しやすいので纏めました。 三六協定届の時間外労働の「延長することが できる時間」は、法定労働時間である1日8時間、 週 40 時...

睡眠不足の場合は乗務禁止

国土交通省が、貨物自動車運送事業法 などに基づく省令を改正し、事業者が ドライバーを乗務させてはならない項目に 「睡眠不足」を新たに盛り込みました。 これまでは、「疾病」や「疲労」などの 項目はありましたが、睡眠不足は明...

外国人の長期就労が可能に

政府は、「経済財政運営と改革の基本方針 (骨太の方針)」の原案を纏めました。人手 不足対策として、外国人材の受け入れを 拡大するため、新たな在留資格を創設する ことがポイントです。 政府は現在、単純労働の分野で外国人の ...

減給処分後の賞与の減額

当社社員が昨年2月に社内規定に反する不祥事を 起こしたので、減給の懲戒処分を科しました。 その後,昨年7月に賞与を支給しましたが,賞与の 算定期間が昨年1月から6月まででしたので, 2月に不祥事を起こしたことを考慮して低...

従業員が受けたハラスメント

いまやハラスメントは、解雇問題を超え、最大の 労使トラブルとなっていますが、先般連合では その実態を調査しました。この調査は、全国の 18歳~69歳の有職男女1,000名に対して インターネットにて行われたものです。 職...

マイナンバーの取扱いが変更

平成28年1月より利用が開始されたマイナンバー ですが、平成30年3月5日から、事業所における 社会保険手続において記載が求められるように なりました。 また、これまでマイナンバーの記載がなくても受理 されていた雇用保険...

非正規との格差是正

①「同一労働同一賃金」実現へ正社員の手当引き下げ 日本郵政グループが、正社員のうち約5千人の住居手当 を今年10月に廃止するということです。この手当は これまで正社員にだけ支給されていて、非正社員と の待遇格差は縮まるこ...

「パワハラ」防止策

政府の「働き方改革実行計画」 (平成29年3月28日決定)において、 「職場のパワーハラスメント防止を強化する ため、政府は労使関係者を交えた場で対策の 検討を行う」とされたことを受け、厚生労働省では 昨年5月に「職場の...