日本版401kあれこれ その1

(1)制度の拡充 全国銀行協会は、加入者ごとの運用成績で給付額が決まる企業年金の確定拠出年金(日本版401k)制度の改善要望をまとめ、厚生労働省に提出しました。 会社員や自営業者だけでなく、会社員世帯の「専業主婦」も対象...

日本版401kあれこれ その2

(2)運営管理機関 「日本版401k」加入者の資産残高の管理等同制度運営上中枢の機能を担う必須の機関に 「運営管理機関」があります。確定拠出年金の「運営管理業務受託」に関しては、大手金融機関5社が加入者ベースで8割(10...

求職者の個人情報の取扱い

「求職者の個人情報の取扱い」について、職業安定法第5条の4は次のように規定しています。 「公共職業安定所等は、それぞれ、その業務に関し、求職者、募集に応じて労働者になろうとする者又は供給される労働者の個人情報(以下この条...

年俸制導入と割増賃金

 雇用環境が変化する中で、賃金の決定に際し、労働時間をベースとする従来の制度ではなく、年俸制を導入する企業が増えてきています。年俸制は賃金を年単位で決定するというだけでなく、前年度の業績の評価などに基づいて労働者と雇用者...

65歳以上の扶養家族の健康保険料徴収へ

 厚生労働省は高齢者の医療制度改革として、2008年度から75歳以上のすべての人が保険料を払う新たな高齢者医療保険制度の創設をめざしています。その一環として、現在は健康保険料を負担していない65歳から74歳までの会社員の...

ストレス その1

 最近、年を経るとともに益々短気になってきたようです。一寸したことにも腹を立てる ことが多くなったような気がします。ところで、この「短気」とか「腹をたてる」とかは 「ストレス」と密接な関係があるのはご存知ですか?  この...

ストレス その2

ところで、企業においても「ストレス」は無視できない問題の一つです。 従業員一人一人のメンタルケアに気を配るのは大変なことですが、そのストレスが従業員の意欲や士気を左右し、企業としてのサービスの良し悪しにも影響してくるとし...

「就業規則」の適正化

 最近は労働条件について、会社と労働者(元労働者)がトラブルになることが本当に増えています。就業規則がいい加減になっていると、いくら会社が”正当に労働条件を決めている”と主張しても、通らない場合も...

成果型人事制度

 富士通の成果主義が話題になってから成果主義人事制度は上手くいくのか、定着するのかが議論の的になりました。 然し、それも一段落して今では既に、企業の8割が何らかの成果主義を導入したと云われています。また、最近では総額人件...

成果型退職金制度

従来の一般的な退職金制度は、退社時の賃金と勤続年数をもとに計算されました。支払い総額は退職時の基本給に、勤続年数が長くなるほど有利となる係数を掛け合わせて算出されます。つまり、一人ひとりの仕事の成果よりも長く勤め上げた事...