「改正労働基準法」が成立

平成19年3月の閣議決定を経て長らく国会審議入りしていた 「改正労働基準法案」が、1年8カ月を経て、ようやく成立しました。 本法の施行は平成22年4月とまだ先ですが、「月の時間外労働が 一定時間を超えた場合の賃金割増率の...

労働時間に関する相談

長時間労働の解消を図るため、厚生労働省は、平成20年11月22日に 各都道府県労働局において無料の「労働時間相談ダイヤル」を実施し、 同省からその結果が発表されました。 それによると、全国から寄せられた相談件数は、1日だ...

厚生年金の改ざん問題

厚生年金の標準報酬月額(月収水準)の記録が大量に改ざんされていた 問題に関して、次々と事実が明らかになっています。 当初、「社会保険庁による改ざんへの関与の疑いが高い」と言われていましたが、 関係者(社会保険事務所職員や...

「名ばかり管理職」排除通達

厚生労働省は、「名ばかり管理職」問題を解決するため、労働基準法上の 管理監督者に該当するかどうかの判断基準を示した 「多店舗展開する小売業、飲食業等の店舗における管理監督者の範囲の 適正化について」(平成20年9月9日付...

有給休暇取得促進策

「プロジェクト休暇」や「アニバーサリー休暇」など、特別な冠を つけた有給休暇制度を設ける企業が目立ちはじめました。 ワークライフバランス(仕事と生活の調和)向上の機運が高まる一方で、 高まらない有給休暇の取得率向上のため...

内部告発の増加

東京労働局は先日、管下18労働基準監督署・支署における平成19年 の申告事案(労働者からの労働基準関係法令違反事実の通告) の概要を発表しました。 これによれば申告受理件数は、平成15年の6,404件をピークに 減少傾向...

適格退職年金の動向

平成24年3月に適格退職年金の移行期限が終了しますが、 先日、社団法人生命保険協会から「企業年金の受託概況」という 資料が発表され、平成20年3月末現在で、適格退職年金の契約が まだ32,825件残っていることが明らかに...

増加する精神疾患の労災認定

過労や職場のストレスが原因でうつ病などの精神疾患にかかり 過労自殺した(未遂を含む)として、2007年度に労災認定された人は 前年度を15人上回る81人となり、 2年連続で過去最悪となりました。 過労自殺者を含む精神疾患...

違法派遣・偽装請負の一掃へ

厚生労働省は、社会問題化している違法派遣や偽装請負を一掃する ため、「緊急違法派遣一掃プラン」を本年4月からスタートさせました。 新たに制定した「日雇派遣指針」や「労働者派遣法施行規則の改正」等 をもとに、労働者派遣制度...

最近の若手社員の考え方

社会経済生産性本部が、今年入社した新入社員を対象に行った 意識調査(約2,700人が回答)で、「今の会社に一生勤めようと思っている」 と回答した人が5割近く(47.1%)もいたそうです。 この数字は1990年の調査開始以...